2026.02.16
資産形成
投資なんて怪しそう
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「ふるさと納税の返礼品は何にしてます?前よりメリットが減ったので、良い返礼品があれば知りたいです!」
「私はこれにしているよ!」
「わあ美味しそうですね!」
「定期便で届くから便利だし、すごく新鮮で美味しいの」
「私はやってないんだよ。手続きが面倒で……」
「えーもったいないですよ!今は“やってるのが普通”じゃないですか。確かにちょっと手間ですけど、絶対やった方がいいですよ」
「そうだよ!日用品を選んで節約してもいいし、お肉やフルーツ選んでリッチな気分を楽しんでもいいよ。ちょっとお得な気分になるのが嬉しいの」
「そっかあ。詳しく見てみようかな。教えてくれてありがとう」

とは言ったものの、そんな余裕ないよ……。
仕事はキツいし、帰ったら家事育児に追われて、気づいたら寝落ち。
毎日を回すだけで精一杯。
ふるさと納税も一時期気になっていたけど、新しく何かを「考える余裕」がなくて、結局何もしていない。
それ以前に、
「寄付」が目的のはずなのに、
「お得なモノ」と認識されていることに
違和感があるんだよね。
でも、そんなことを調べるのも面倒で後回しにしている。
みんな、お金のことなんていつ考えているの?
学校で教えられたわけじゃないのに、自分で調べて行動しててすごいな。
私なんて誰に聞いたらいいのかも分からないのに……。
今のままでいいわけじゃない、
でも何がいいかの判断なんてできない。

「弟からだ」
「お母さんの家、どうする?」
お母さんが住んでいた家のこと、そろそろ考えなきゃ。弟は自由に生きているし、長女の私がやらないと。

「売ってもいいと思うんだけど、取引先の不動産屋さんが賃貸に出してもいいんじゃないって。
駅近だし、住み替えてから10年経ってないよね。
いきなり何言ってるの……?
簡単にメッセージを打っているんだろうけど誰がそれをやるのよ。
手続きの手間はともかく、その前に税金とか管理のことだって色々検討しないといけないのよ。
そもそも賃貸に出すなんて、借り手がいなかったらどうするつもりなのよ。
この前も、投資詐欺とかニュースで見た。よく分からないことや怪しいことなんて手を出さない方がいいのよ。
「家賃収入になるとハッピーじゃん😆」
「……」

「どうしたらこんな風に考えられるの……楽天的なんだから」
お母さんが老後のために買った家だよ。
その思いを無下にせず、適切に対処しないと……
「お母さんも俺たちのためにあのマンション選んでたみたいだし」
「……えっそうなの?生活に不便しないよう駅近に移ったんじゃないの」
「それもあるけど、俺らに負担がないように考えてくれてたみたいだよ。
売却にしろ賃貸にしろ少しでもプラスになるようにって」
「そんなの後付けじゃないの?――」

反射的にそう思った。でも本当は罪悪感を少し感じていた。
お母さんが苦労して手に入れた資産で甘い汁を吸う、そんなイメージがどこかにあった。
でも本当は、私たちのことを考えてくれていたんだよね。
努力せずメリットを得られることに、
“そんなのおかしい”という
クソ真面目な考え方が染み付いていたんだ。
そういえば、これまでも”うまい話には裏がある”と思考を停止して、自分を正当化していた。
時間がないんじゃなくて、考えたくなくて目を背けていた自分が恥ずかしい……。
「よく分からないモノ」と蓋をせず、ちゃんと考えなきゃ。同じように目を背けている人は、少なくないはず。
今の状態で、本当に安心と言えますか?
もし今、急に働けなくなったら、あなたの生活はどのくらい耐えられますか?
「毎月、当たり前に給料が入る」という状況に安心している人ほど、状況が変わった瞬間に家計が苦しくなります。
大きな病気やケガ、会社の業績悪化が起こる可能性はゼロではありません。じわじわと起こっているインフレは何十年続くかもしれません。
経済的に安定している人の考え方
経済的に安定している人たちは、「何かあったときに、今の生活を守れるか?」を基準に考え、今ある収入源に依存しない状態をつくります。
意外かもしれませんが、彼らは「お金を増やしたい」という動機だけで投資を始めているわけではないのです。
社会情勢や働き方、環境が変わっても、これまで積み上げてきた資産を守れるかどうか。その視点で、投資を「リスクのある挑戦」ではなく、「備えの一部」として捉えています。
行動しないことが一番のリスク
一方、「投資なんて怪しそう」「失敗したら怖い」と避け続けた場合どうなるでしょうか。
収入は給料だけ。
体力が落ちても、環境が変わっても、手取りが下がっても、馬車馬のように働き続けるだけ。選択肢がない状態で変化を迎えることこそ、最も高いリスクです。
「投資=失敗したときのダメージが大きい、生活が苦しくなる」というイメージをお持ちの方もいると思います。
しかし、何もしないままでは「種をまかない農家」と同じ。「種をまいて、芽が出なかったら損だ」と、種(元本)を大切に持っていては、得られたはずの利益を逃します。
無理のない範囲で将来の選択肢を増やし、変化が起きたときに慌てず対応できる状態をつくる。その意味では、投資はお金を増やすための手段ではなく、これからの時代を生き抜くための「自分を守る術」と捉えることができます。
まずは正しい知識を得て、考えてみる。
知らないままでいると、損失の負債が積み重なっているかもしれません。
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